心をかたくなにせず | ヘブライ人への手紙 3章

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ヘブライ人への手紙 3章

それについては、次のように言われています。
「今日、あなたたちが神の声を聞くなら、
神に反抗したときのように、
心をかたくなにしてはならない。」日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ヘブライ人への手紙 3章15節

心をかたくなにせず

「わたしたちを造られた方、主の御前にひざまずこう。共にひれ伏し、伏し拝もう。主はわたしたちの神、わたしたちは主の民、主に養われる群れ、御手の内にある羊。今日こそ、主の声に聞き従わなければならない」(詩95編6、7節)。この御言葉が、主日礼拝の招きの言葉として読まれる教会も多いことでしょう。

礼拝で私たちは、生けるキリストに出会います。その方は圧倒的な方であって、大いなる救いの創始者、万物の支配者なる神の御子であるのだと、ヘブライ書は教え、私たちの心を高く引き上げてくれます。この方を信じ、御前にひざまずき、聞き従う。その低く砕かれた心に、主のやさしい声がしみこみ、命は潤されます。

しかし、私たちの心はもろく、日々の生活に追われる中で、主を疑い、主を離れ、かたくなになります。荒れ野でぐらぐらに揺れ動いたイスラエルの民の中に、きょうを生きるわたしと同じ姿があります。きょう木曜日、新たな思いで、主イエスを拝み、主の声を聞き、その声に、信頼しなさいと招かれているようです。

坂井 孝宏(湘南恩寵教会)