ガイオへ | ヨハネの手紙三

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ヨハネの手紙三

愛する者よ、あなたは、兄弟たち、それも、よそから来た人たちのために誠意をもって尽くしています。彼らは教会であなたの愛を証ししました。どうか、神に喜ばれるように、彼らを送り出してください。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ヨハネの手紙三 5章~6章

ガイオへ

教会とは、神の御子イエスをキリストとして信じる者たちの集いであり、礼典を大切に行い、信仰告白を基とした集いです。そこには、神と聖徒との関係があり、また、聖徒と聖徒との関係があります。聖徒は神に対して真実に生き、聖徒や隣人に対して忠実さを示します。教会で行われていることは、神の救済を伝え、味わうこと、証しすることです。

ヨハネの手紙三を受け取ったのはガイオという人でした。彼のことは、1節後半で、「わたしは、あなたを真に愛しています」と書かれているように、使徒ヨハネがよく知っている人物でした。彼は神を真に信仰し(3節)、聖徒や隣人を愛し、仕えていた人でした(5~8節)。ガイオは、特に他教会から訪れた者らに誠意をもって尽くしていました。彼らは自分の教会に帰り、ガイオの奉仕に感激を受けたと証言します。そのこと自体が、教会を大きくしたわけではないにせよ、ガイオの働きは、聖徒たちには大きな喜びをもたらしました。

教会は自分の会員を大切にするように、客員と求道者、誰であっても大切にする必要があります。

黄 敬秀(長久手伝道所)