完全な仲保者イエス | テモテへの手紙一 2章

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テモテへの手紙一 2章

神は唯一であり、神と人との間の仲介者も、人であるキリスト・イエスただおひとりなのです。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 テモテへの手紙一 2章5節

完全な仲保者イエス

ユダヤ議会で尋問された時、ペトロは主イエスについて敢然と言いました。「ほかのだれによっても、救いは得られません。わたしたちが救われるべき名は、天下にこの名のほか、人間には与えられていないのです」(使4章12節)。

そのとおり、私たちの罪がいかに深くても、罪と永遠の悲惨から救われるために、ほかのどんな宗教指導者も救い主もいりません。父なる神から私たちに与えられたイエス・キリストは唯一完全な救い主だからです。「神は唯一であり、神と人との間の仲介者も、人であるキリスト・イエスただおひとりなのです」。

問18も「まことの神であると同時にまことのただしい人間でもある、その仲保者とはいったいどなたですか」と問い、「わたしたちの主イエス・キリストです。この方は、完全な贖いと義のために、わたしたちに与えられているお方なのです」と断言します。

この仲保者イエス・キリストの完全性を、私たちはもっと深く心に刻むべきでしょう。この完全な救い主が、生きるにも死ぬにも、私たちに「あなたはわたしのもの」と断言してくださるのです(ハイデルベルク信仰問答 問1参照)。

田村 英典(岡山西伝道所)