主の恵みの年 | ルカによる福音書 4章

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ルカによる福音書 4章

「主の霊がわたしの上におられる。
貧しい人に福音を告げ知らせるために、
主がわたしに油を注がれたからである。
主がわたしを遣わされたのは、
捕らわれている人に解放を、
目の見えない人に視力の回復を告げ、
圧迫されている人を自由にし、
主の恵みの年を告げるためである。」日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ルカによる福音書 4章18節~19節

主の恵みの年

19節の「主の恵みの年」とは、レビ記25、27章に記されている「ヨベルの年」のことであると考えられます。それは50年に1度の解放の年であり、その年には売られた土地も元に戻され、身売りされた人も元に戻ることができます。そのことを通して、土地も人も究極的には神のものであるということが確認されるのです。

本来神のものであるはずの人間が神のもとから離れ、罪と死の支配のもとにとらわれていることがすべての不幸の原因です。主イエス・キリストは、そのような人間を罪と死の支配から解放し、神のもとに取り戻してくださる「主の恵みの年」を、霊的に実現してくださる救い主なのです。

主イエスは「この聖書の言葉は、今日、あなたがたが耳にしたとき、実現した」とおっしゃいました(21節)。罪の奴隷の解放、霊的盲目状態からの開眼、理不尽な力による圧迫から自由にしてくださる主の恵みは、信仰をもって主の日の礼拝に集い、真実な礼拝をささげ、御言葉の説教に耳を傾ける私たちの「今日」という日に実現するのです。そう信じ、期待して、主の日に備えましょう。

吉田 実(神戸長田教会)