栄光に輝く王、主 | 詩編 24編

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詩編 24編

どのような人が、主の山に上り
聖所に立つことができるのか。

それは主を求める人
ヤコブの神よ、御顔を尋ね求める人。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 詩編 24編3節~6節

栄光に輝く王、主

主なる神は偉大なお方です。水の上に地を据え、万物を創造され、主のものとされたからです。ですから人が主を礼拝する聖所に立ち、主からの祝福と救いの恵みをいただくには、潔白な手と清い心をもち、むなしいものに魂を奪われず、欺くものによって誓わない、といった条件が本来必要でした。しかし罪に堕落した人間はそれとは正反対の者になってしまいました。そして主を、世界を治める王と認めて迎え入れようともしなくなっていました。

そのような世界にキリストが遣わされました。キリストは罪を一つも犯さず、神が求められるすべての条件を満たされました。さらに十字架で人の罪を砕き、主を求める心を人の内に作り出されました。こうして、堕落した人間を聖所に立って祝福を受ける資格のある者に変えてくださいました。

キリストは復活して天に昇り、父なる神の右の座に着く王となられました。そしてこの世の終わりの日に栄光に輝いてやって来られます。私たちは頭を上げ、身を起こして、主イエス・キリストを栄光に輝く王と認め迎え入れるのです。

吉田 崇(吉原富士見伝道所)