目を覚まして主の到来を待つ | マルコによる福音書 13章24-37節

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マルコによる福音書 13章24-37節

だから、目を覚ましていなさい。いつ家の主人が帰って来るのか、夕方か、夜中か、鶏の鳴くころか、明け方か、あなたがたには分からないからである。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 マルコによる福音書 13章35節

目を覚まして主の到来を待つ

本日からアドベント(待降節)が始まります。「アドベント」とは、「到来」を意味するラテン語に由来しています。アドベントは、キリストの第一の到来を祝うクリスマスを待ち望むと同時に、キリストの第二の到来である「再臨」を待ち望む大切な期間です。

クリスマスの日付は決まっていますが、再臨の日付を私たちは知りません。ただ父なる神のみがご存じです。キリストが天に昇られてから2千年ほど経ちました。キリストの再臨はまだ先のことだろうと、私たちは油断してしまいがちかもしれません。しかし、その時がいつかわからないからこそ、主イエスはおっしゃいます、「目を覚ましていなさい」と。

それは、何か特別なことをすることではありません。主の僕として、主から与えられた仕事を責任をもって果たしていくことです。私たちは、主がいつ来られてもよいように、主の御前に忠実に日々を生きていきます。

「あなたがたに言うことは、すべての人に言うのだ。目を覚ましていなさい」(37節)。このように、主は「すべての人」に語っておられます。

坂尾 連太郎(南与力町教会)