霊による一致 | エフェソの信徒への手紙 4章

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エフェソの信徒への手紙 4章

ついには、わたしたちは皆、神の子に対する信仰と知識において一つのものとなり、成熟した人間になり、キリストの満ちあふれる豊かさになるまで成長するのです。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 エフェソの信徒への手紙 4章13節

霊による一致

私たちは、神の憐れみと深いご計画のもとに招かれ、イエス・キリストにあって神の子とされました。私たちは、イエス・キリストを「主」と仰ぎ、しもべとして主の招きにふさわしく歩むことが求められています。パウロは「一切高ぶることなく」、「柔和で、寛容の心を持ち」、「平和のきずなで結ばれて、霊による一致を保つように」勧めます(2、3節)。

イエス・キリストご自身が、このような地上の生涯を歩まれました。「わたしは柔和で謙遜な者だから、わたしの軛を負い、わたしに学びなさい。そうすれば、あなたがたは安らぎを得られる」(マタ11章29節)。

私たちは、老若男女を問わず、さまざまな境遇、社会的な立場から神によってキリストの下へと招かれました。私たちが真に一つになるためには「霊による一致」を求めなければいけません。かつて信者たちが心を合わせて祈っているときに、キリストにより約束されていた聖霊が降られて一つのキリストの体なる教会が生まれました。今も私たちが一つになり、キリストに似る者となるためには聖霊に導かれて祈りを共にすることが必要なのです。

久保 浩文(松山教会)