剣を奪い与える方 | エゼキエル書 30章

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エゼキエル書 30章

「主なる神はこう言われる。
泣き叫べ、ああ、その日は災いだ。
その日は近い。主の日は近い。
それは密雲の日、諸国民の裁きの時である。
剣がエジプトに臨み、戦慄がクシュを襲う。」日本聖書協会『聖書 新共同訳』 エゼキエル書 30章2節-4節

剣を奪い与える方

ここでは、主が力強い御手を振るわれる「主の日」に行われるエジプトへの裁きが預言されています(1節~19節)。主なる神は、高慢(6、18節)のゆえに、また偶像崇拝(13節)のゆえにエジプトを打たれます。そしてそのための道具としてバビロンの王ネブカドレツァルを用いられます。彼は自分でエジプトを攻めていると思っていたことでしょう。しかし彼も主なる神によって遣わされた器に過ぎませんでした。しかもそのバビロンも「悪しき者たち」と呼ばれています(12節)。私たちはこの悪しき者さえ用いながら裁きを行われる主なる神こそが絶対的な世界の支配者であられることを覚えるべきです。

さまざまな困難を経験する中で、私たちは時に自らの小ささ弱さを思い知らされることがあるかもしれません。しかし、主に頼らず人間的な知恵や力という「エジプト」に頼ることは最も愚かなことです。その腕を強め、その手に剣を与えてくださるのは主なる神であることを覚えて、私たちはいつも御言葉の剣を携え、暗闇の力に立ち向かう者でありたいと思います。

吉田 実(神戸長田教会)