主に尋ね求めながら | サムエル記上 23章

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サムエル記上 23章

ダビデは再び主に託宣を求めた。主は答えられた。「立て、ケイラに下って行け。ペリシテ人をあなたの手に渡す。」
ダビデとその兵はケイラに行ってペリシテ軍と戦い、その家畜を奪い、彼らに大打撃を与え、ケイラの住民を救った。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 サムエル記上 23章4節~5節

主に尋ね求めながら

何か大切な決断をするとき、私たちはまず主に祈っているでしょうか。それとも自分の考えだけで決めてしまっているでしょうか。

ダビデは繰り返し主に尋ね求めました。ペリシテ人がケイラという町を襲っていると聞いたとき、自分たちが行って、ペリシテ人を討つべきかを主に尋ねました。主からそうせよと命じられましたが、ダビデの兵は恐れ、躊躇しました。彼らがサウルから狙われ、逃亡中の身であったことを考えれば当然でしょう。しかしダビデはもう一度主に託宣を求めます。そして今度は「ペリシテ人をあなたの手に渡す」という勝利の約束を主からいただきました。その言葉に従ってダビデとその兵はペリシテ軍と戦い、彼らに大打撃を与えてケイラの住民を救うことができました。

重大な判断を迫られるとき、私たちはときに迷い、恐れます。主の御心を知らされた後もなお、恐れ不安になることもあるでしょう。確信が与えられるまで繰り返し主に尋ね求めましょう。そのようにして主の御心に従おうとする者を、主は必ず守り導いてくださいます。

坂尾 連太郎(南与力町教会)