霊の結ぶ実としての愛と喜びと平和 | ガラテヤの信徒への手紙 5章16-26節

RCJメディアミニストリー「ふくいんのなみ」のトップページへ戻る

ガラテヤの信徒への手紙 5章16-26節

肉の業は明らかです。それは、姦淫、わいせつ、好色、偶像礼拝、魔術、敵意、争い、そねみ、怒り、利己心、不和、仲間争い、ねたみ、泥酔、酒宴、その他このたぐいのものです。…
これに対して、霊の結ぶ実は愛であり、喜び、平和、寛容、親切、善意、誠実、柔和、節制です。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ガラテヤの信徒への手紙 5章19節~23節

霊の結ぶ実としての愛と喜びと平和

今月は戦争と平和を特に覚える月です。現在も世界ではさまざまな争いが至るところで起こっています。はたして争いや対立、戦争や紛争がなくなる日は来るのでしょうか。戦争や紛争が津波や地震などの「天災」ではなく、人の心の中に生じる他者への怒りや憎しみやねたみなどに起因する人為的な「人災」であるとすれば、それを未然に防ぐことは、困難を伴うとはいえ、決して不可能ではないはずです。

パウロは「肉の業」として、敵意、争い、そねみ、怒り、利己心、不和、仲間争い、ねたみなどを挙げています。戦争や紛争は人の心の中に生じるこれら内的要因が、貧困、差別、環境破壊、人権侵害などの外的要因と相まって、歴史上、起こってきました。戦争や紛争の要因ともなる敵意や利己心などの「肉の業」に対して、「霊の結ぶ実」としてパウロが挙げているのが愛と喜びと平和です。私たちの内に働いてくださる聖霊によって、愛、喜び、そして平和という果実が私たちの内にたわわに実ることを祈り求めます。愛と平和の果実が世界中に実ることを聖霊なる神に祈りましょう。

豊川 慎(宣教と社会問題に関する委員会)