聖霊を与えるという約束 | ヨハネによる福音書 14章1-31節

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ヨハネによる福音書 14章1-31節

わたしは父にお願いしよう。父は別の弁護者を遣わして、永遠にあなたがたと一緒にいるようにしてくださる。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ヨハネによる福音書 14章16節

聖霊を与えるという約束

主イエスは12人の弟子と最後の晩餐を共にされたとき、弟子たちに別れを告げられました(13章33節)。そのため、弟子たちはひどく不安を覚え動揺しました。しかし、そこで主イエスはこの弟子たちに語り掛けられます。「心を騒がせるな。神を信じなさい。わたしをも信じなさい」と(1節)。そして、さらに16節では「わたしは父にお願いしよう」とも言われます。

主イエスの語られている「お願い」とは何でしょうか。それは弟子たちに聖霊が与えられることです。主イエスは聖霊のお働きについて詳しく説明してくださいます(16章1~24節参照)。主イエスは十字架の御業を終え、昇天されます。そのときも、弟子たちに約束されたものを待ちなさいと命じられます(使徒1章4節)。120人ほどの群れは約束通りに待ちながら、心を合わせて熱心に祈ります。そして、聖霊の降臨と、それによるキリスト教会の誕生を経験します。

聖霊のお働きの特徴はキリストを信じる群れと共に永遠におられることであり、主イエスがなさった約束通りに働かれることです。聖霊はキリスト者たちを平安へと導きます。ですから、主イエスを信じる群れは聖霊の働きを待ち望みつつ、心を合わせて今も祈り続けます。

【祈り】

与えられた聖霊の働きによって教会に仕えることができますように。

黄 敬秀(長久手伝道所)