驚くべき豊かなみ恵み | ヨハネによる福音書 6章

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ヨハネによる福音書 6章

イエスはパンを取り、感謝の祈りを唱えてから、座っている人々に分け与えられた。また、魚も同じようにして、欲しいだけ分け与えられた。
日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ヨハネによる福音書 6章11節

驚くべき豊かなみ恵み

主イエスはガリラヤ湖の向こう岸で、男だけで5千人の人びとをわずか5つのパンと2匹の魚で養われます。これが四つ目のしるしです。このしるしもまた、主イエスが、神の独り子であり、私たちの救い主であることを示しています。そして、このしるしは、主イエスがどのような救い主であるのかをも示しています。

主イエスはご自分の方へ大勢の群衆が来るのを見て、フィリポに「この人たちに食べさせるには、どこでパンを買えばよいだろうか」と問われます。群衆は男だけで5千人、女性や子どもたちを入れたら数倍の人数であったでしょう。フィリポはすぐに算盤をはじいて「足りないでしょう」と結論します。もう一人のアンデレはストックを計算し、これだけでは「何の役にも立たない」と語ります。これが人間の判断でした。しかし、主イエスは違います。「分け与え」、「欲しいだけ分け与え」られます。

主イエス、この方は、私たちが真に必要とするものは豊かに分かち与えようとされます。主イエスの豊かさ、その恵み深さは驚くばかりです。限界はありません。

主イエス、この方は私たちの魂に必要な霊の糧を与えてくださるお方です。またこの方は、日々私たちの必要な肉の糧をお与えくださいます。

【祈り】

救い主イエスよ。日々、私たちの霊肉に必要なものを与えてくださることをきょうも感謝します。

橋谷 英徳(関キリスト教会)