キリストに遣わされて生きる | ルカによる福音書 9章

RCJメディアミニストリー「ふくいんのなみ」のトップページへ戻る

ルカによる福音書 9章

12人は出かけて行き、村から村へと巡り歩きながら、至るところで福音を告げ知らせ、病気をいやした。
日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ルカによる福音書 9章6節

キリストに遣わされて生きる

本日の聖書箇所は主イエスが弟子たちを派遣された場面です。

どうして主イエスは弟子たちを派遣なさったのでしょうか。それは神の国が広がるためです。人びとがこの恵みを味わうためです。

主イエスは派遣するにあたり、弟子たちに力と権能をお与えになりました。弟子たちは主イエスの代理人です。神の国の広がりはあくまでも主イエスが与えてくださるものであり、弟子たちは与えられた賜物によって奉仕します。

主イエスは、遣わされた弟子たちが直面するであろうさまざまな心配にも触れています。必要はすべて満たされる。それが主イエスの約束です。

派遣された弟子たちは、病をいやし、福音を伝えました。ところが、悪霊に取りつかれた子どものいやしに弟子たちは失敗しました(37~43節)。弟子たちは、主イエスへの信頼ではなく、自らの力を過信していたのかもしれません。力を与えてくださるのは主イエスです。この方への信頼が問われます。

福音宣教、神の国の広がりは主イエスから派遣された一人ひとりによって行われます。私たちもまた主イエスからそれぞれの場に派遣されるのです。必要をすべて与えてくださる主に信頼しましょう。

【祈り】

主よ、御国が広がりますように。このわたしをお遣わしください。

小宮山 裕一(網島教会)