求めて探してたたく | ルカによる福音書 11章

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ルカによる福音書 11章

「そこで、わたしは言っておく。求めなさい。そうすれば、与えられる。探しなさい。そうすれば、見つかる。門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。」日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ルカによる福音書 11章9節

求めて探してたたく

根性論やスポ根は古い時代の価値観のように思われて久しいのですが、何かを一生懸命に行うということは決して悪いことではありません。私たちの救いは神から一方的に与えられるものですが、救いに入った私たちが懸命に何かを求めることは間違った信仰的な態度とは言えないでしょう。

11章で描かれるのは懸命に祈り求める者の姿です。この人の家に友達が来ました。夜中です。家には何もなかったのでしょう、友達は近所の友人のところに行き、パンを3つ貸して欲しいと頼みます。この友人は夜も遅いし勘弁して欲しいと邪険に扱います。

主イエスはこのお話を通して懸命に求めることを教えています。そうすれば、友達だからという理由ではなく、しつこいからという理由で与えてくれるというのです。主イエスは言われます。求めなさい、と。そうすれば与えられるから。もっと大胆に、もっと素直に。かっこつけることなく、天の父に求めるように。その時、父は良いものを与えてくださる。

天の父が与えてくださる良いもの。それは聖霊です。それは神の御心をわからせていただくことです(ヨハ14章26節)。この聖霊に励まされて私たちはきょうも大胆に祈ります。

【祈り】

主よ、聖霊をあたえてくださり感謝します。もっと大胆にあなたに祈ることができますように。

小宮山 裕一(網島教会)