いつも共にいてくださる主イエス | ヨハネによる福音書 14章15-21節

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ヨハネによる福音書 14章15-21節

「父は別の弁護者を遣わして…くださる。…この霊があなたがたと共におり、これからも、あなたがたの内にいるからである。」日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ヨハネによる福音書 14章16節~17節

いつも共にいてくださる主イエス

主イエスは、去っていく御自分の代わりに「わたしは父にお願いしよう。父は別の弁護者を遣わして、永遠にあなたがたと一緒にいるようにしてくださる。この方は、真理の霊である」と約束されました。「弁護者」は、法廷で弁護を必要とする人の相談相手として、いつも傍らに呼ばれる人のことです。弁護者、すなわち聖霊は、イエス・キリストを信じる者の傍らにあってその人を助け、励ましてくださいます。

また、この聖霊は「慰め主」とも呼ばれます。聖霊は、私たちの心の内に住んで、慰めを与え、真理へと導き、これまでに主イエスが語られた言葉、行われた御業のすべてを理解させ、真理の内に歩ませてくださいます。かつては主イエス御自身が弟子たちにとって弁護者であり慰め主でした。いつでも、彼らが呼び求めれば助けの御手を差し伸べてくださいました。

「しばらくすると、世はもうわたしを見なくなるが、あなたがたはわたしを見る」(19節)。主イエスは、これからは聖霊をとおして共にいてくださると約束されました。主イエスは、聖霊によって私たちの心の目を開いて、復活の主を見ることができるようにしてくださいます。主イエスによるインマヌエル(神は我々と共にいます)の約束は聖霊なる神によって実現していきます。

【祈り】

きょうも聖霊において共にいてくださる主イエスの恵みに感謝します。

久保 浩文(松山教会)