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創世記15章1-6節
「信ず」


アブラムは主を信じた。主はそれを彼の義と認められた。
(創世記 15章6節)

 使徒信条は、「信ず」という言葉を繰り返します。キリスト教における「信じる」とは、確かな対象を真理として信じるということです。父なる神、子なる神、聖霊なる神を信じるのです。

 この神は生きて働いておられます。信じるとは、神が真実であられること、その神が呼びかけてくださることに対する応答です。神はアブラハムに語りかけ、約束の地へと旅立つよう招きました。その招きに応えたアブラハムは信じたのです。そして、この神は救い主キリストを与え、その恵みへと招いておられます。キリストは、「信じない者ではなく、信じる者になりなさい」と言われました(ヨハ20章27節)。信じるとは、キリストを受け入れ、信頼することです。

 何でも信じやすい人もいれば、疑い深い人もいます。しかし、聖霊の働きによらなければ誰も信じることはできず、聖霊が働けばどのような人でも信じて告白することができます。そして、聖霊は聖書を通して働かれます。神の呼びかけは、今は聖書を通して私たちに与えられています。御言葉を信じることによって神を信じるのです。

石原 知弘(東京恩寵教会)

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