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ヨブ35章
「すべてをご存じである神の答えを待とう」


あなたは神を見ることができないと言うが
あなたの訴えは御前にある。
あなたは神を待つべきなのだ。
(ヨブ 35章14節)

 ヨブは、(彼自身としては)言われなき苦しみに遭いましたが、それでも神への恨み辛みもなく、信仰に堅く立っていました。しかし、彼を慰めようとやってきた三人の友人と対話して行く中で、(その影響を受けてか)正しい考え方の道筋から逸れていくようになりました。

 友人たちはヨブがあまりにもひどい状況のため、罪を犯して神に懲らしめられていると思ったのです。神は義にして善なる方だから、ヨブが何も悪いことをしていないのに神がこんな目に遭わそうとなさるはずはないと思ったわけです。人間的には当然でしょう。

 しかし、エリフはヨブを正しい考え方と姿勢に引き戻すべく、ヨブに助言します。神はヨブの苦難をご存じである。だから、ヨブへの祝福の報い、友人たちへの教訓など、神からの答えを、その時を待ちなさい、と。

 私たちの姿勢、態度もこうあるべきです。主は、私たちがどういう状態か、私たちに何が必要、また有益かをご存じなのです。そして、主が私たちに対応してくださるのには、主の時があります。希望の内に待ちましょう!

市川 康則(千城台教会)

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