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マタイ4章12-22節
「わたしについてきなさい」


イエスは、「わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしよう」と言われた。
(マタイ 4章19節)

 サタンの誘惑を受け、退けられた主イエスは、伝道を開始されました。その手始めとして、弟子たちを召して教会を招集されます。主イエスは弟子となる人びとの生活の場まで来て、御声を掛けました。「わたしについて来なさい」。直訳では「わたしの後ろから(ついて来なさい)」です。すなわち弟子とは主イエスを、自分の前に見ながら御あとについて生きる者のことです。自らを先立て、主イエスを後ろに追いやるような生き方では、キリストの教会を建てることはできません(16章21~23節)。

 家族や隣人との関係においてもそうです。自分を捨て、まず主イエスの御言葉へ服従することなしに、救いの広がりもありません。弟子たちも舟や父親を置いて主イエスに従いながら、必ずしも仕事や家族を捨てたわけではありません。主イエスはその後ペトロの家でしゅうとめの病を癒しておられます(8章14節以下)。

 地上の歩みの中で、主イエスの後についていく歩みは、むしろその信仰のゆえにサタンの試みを受ける歩みです。しかしその歩みの先には復活の命が必ず待っています。なぜなら主イエスが復活への道を切り開いてくださったからです。この主の御あとについて行きたく思います。

 

 【祈り】

 御あとについて行くことでどんな世界が開けるか。教会に連なる方々と共に、その世界を見ることができますように。

柏木 貴志(岡山教会)

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