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ヨハネ11章1-44節
「わたしを信じる者は、死んでも生きる」


「わたしがこう言うのは、周りにいる群衆のためです。あなたがわたしをお遣わしになったことを、彼らに信じさせるためです。」
(ヨハネ 11章42節)

 次週から受難週に入ります。その後、教会はイースターを迎えます。イースターは、十字架の上で死なれた主イエスが、3日目によみがえられたことを記念する教会の祝日です。しかしそれだけではなく、私たちもまたイエス・キリストの復活の命にあずかる者とされ、死んでも生きるという恵みを覚える日でもあります。その先駆けとして、主イエスは重い病で死んだラザロという若者を墓から呼び出してくださいました。

 ラザロとその姉妹のマリアとマルタの三人は、エルサレムに近いベタニア村で暮らしており、主イエスは度々そこを訪れました。ラザロが重い病気にかかったとき、姉妹たちは遠くまで人をやって主イエスに癒しを願いました。主イエスはユダヤに行くのは危険だと止める弟子たちを制し、ベタニア村に向かいます。しかし、主イエスが着いたとき、すでにラザロは死んで墓に葬られていました。主イエスは、ベタニア村に向かう道中、「わたしは彼を起こしに行く」と言われました。

 葬られて4日後、まだ葬儀が続く中で主イエスは到着し、「あなたがたが信じるようになるため」と言われ、墓に向かわれました。「ラザロ、出て来なさい」と呼ぶと、ラザロはよみがえりました。私たちが復活の主イエスを信じるようになるために!

 

 【祈り】

 復活であり命である主イエスを信じます。アーメン

禰津 省一(熊本伝道所)

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ふくいんのなみ 2024