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ルカ21章25-38節
「主イエスをお迎えする備えとして」


「しかし、あなたがたは、起ころうとしているこれらすべてのことから逃れて、人の子の前に立つことができるように、いつも目を覚まして祈りなさい。」
(ルカ 21章36節)

 世の終わりのときに、主イエスは栄光に満ちた審判者として到来されます。その日は、主イエスをお迎えする準備ができていない人にとっては嘆きの日となり、できている人にとっては大いなる喜びの日となります。私たちは、大いに喜んでその日を迎えることができるように、常に備えることが大切です。

 主イエスをお迎えする準備の基本は祈ることです。しかも「目を覚まして」祈ることが求められています。目を覚ますとは、この世の誘惑に惑わされないことであり、何よりも御言葉によって霊の目を開かれて歩むことでしょう。御言葉の光の中で自分を見つめるときに、自分自身の罪深さが見えてきます。そこに真実な悔い改めと罪の赦しを求める祈りが生まれます。また、御言葉の光の中で世界を見つめるときに、悪魔の暗闇の支配がうごめく様と、その中にあってなお進展しつつある神のご計画が見えてきます。そこに「神の国を求める祈り」と、「霊の闘いの祈り」が生まれます。そして、何よりも「隣人の救いのための祈り」が生まれます。

 主イエスのご降誕を祝う喜びのクリスマスに備える私たちは、そのように目を覚まして祈りたいと思います。自分のために、世界のために、そして愛する隣人方の救いのために。

 

 【祈り】

 主イエスよ、来てください。罪深いわたしをお赦しください。この世界と世の人びとをお救いください。

吉田 実(但馬みくに伝道所)

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