2017年12月10日(日) 神の愛に生かされる

 いかがお過ごしでいらっしゃいますか。今週一週間番組を担当させていただきます、東京都中野区にあります江古田教会の浅野正紀です。一週間、どうぞよろしくお願いいたします。
 今私たちは、救い主イエス・キリストの誕生をお祝いするクリスマスを待ち望みつつ過ごしています。今週は、主イエスの誕生の意味について考えてみたいと思います。

 ヨハネによる福音書3章16節には、こう記されています。
 「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。」

 主イエスは、神の独り子であるにもかかわらず、私たちが住んでいるこの世界に、私たちと同じ人間として生まれてくださいました。そして、主イエスは、何の罪を犯していないにもかかわらず、私たちの身代わりとなって十字架の死を体験されました。この出来事は、神が私たち一人一人とこの世界を心から愛しておられることのあらわれです。主なる神は、御自身がつくられたこの世界を愛しておられるからこそ、独り子である主イエスが十字架にかけられて死ぬことをおゆるしになりました。

 私たちの救いは、神の独り子イエス・キリストの十字架と復活にしかありません。神の愛は、主イエスの十字架と復活に最もあらわされています。この神の愛に留まるならば、私たちは滅びることなく、永遠の命に生きることができます。主イエスは、私たちが神の愛に生かされるためにこの世界に誕生して下さいました。