2018年2月22日(木) 主の御計らいを忘れない(5)

 ご機嫌いかがですか。牧師の豊川修司です。
 わたしは今年10月、74才になります。自分ではそんな意識はありませんが、忘れることが多くなりました。
 実は昨年、仕事で山陽新幹線三原駅を目指しました。ところが間違って三原駅通過の新幹線に乗ってしまい、また引き返すということがありました。不注意と忘れることは関係しているので、気持ちを緩めないことが大切だと思います。

 「主の御計らいを何一つ忘れてはならない」5番目は、詩編103編17節、18節の御言葉です。
 「主の慈しみは世々とこしえに、主を畏れる人の上にあり、恵みの御業は子らの子らに、主の契約を守る人、命令を心に留めて行う人に及ぶ。」

 この御言葉は、神の恵みである慈しみが永遠であることを語っています。慈しみとは、親が子どもをかわいがるように、愛することです。神の慈しみを歌った賛美歌312番はクリスチャンだけでなく、多くの人たちが大好きな賛美歌です。一番の歌詞だけを読んでみます。

 「いつくしみ深き、友なるイエスは、罪・とが・憂いをとり去りたもう。心の嘆きを包まずのべて、などかは下ろさぬ、負える重荷を。」
 2番の第2小節は「我らの弱気を 知りて憐れむ」、3番の第2小節は「変わらぬ愛もて 導きたもう」、とあります。慈しむ、憐れむ、愛するは神の約束です。