2020年1月28日(火) 小さな朗読会245「限りなく祝福された者」(「いこいの水のほとりにて〜魂への慰めのことば」C.H.スポルジョン著)

 ほほえみトークの第4週、「小さな朗読会シリーズ」もいろいろな作品をご紹介してきました。今年は、「いこいの水のほとりにて〜魂への慰めの言葉〜」をお届けします。

 昨年、12月のほほえみBOXでお知らせしましたが、第4火曜日はスポルジョンの短いメッセージをお聴きください。
 この本は、時代を超えた慰めの言葉、貧困、疫病、犯罪であふれかえった19世紀のロンドン。厳しい現実の中を生きる人々を前に、「説教者の中の説教者」と呼ばれたスポルジョンが語った慰めと希望のメッセージです。

 2年前、2018年1月20日に、日本キリスト改革派教会引退教師、佐藤強先生の翻訳でいのちのことば社より発行されました。
 佐藤先生の「あとがき」によりますと、「大阪にある淀川キリスト教病院チャプレン(病院付き牧師)の働きをする機会を与えられ、共に働いたL・C・モーア宣教師のモーリ夫人よりクリスマスプレゼントとしてこの本をいただきました。」とのことです。
 「病をはじめとして、私たちが生きるうえで避けて通ることのできない様々な試練、苦難、死の問題などについて聖書のみことばによる慰めと励ましが記され、病院チャプレンを経験した者として皆様に紹介するにふさわしい内容を持っている」と翻訳を決意されたのでした。

 今日の第1回は「限りなく祝福された者」というメッセージをお聴きください。

 「確かにわたしは、あなたを大いに祝福し、あなたの子孫を、空の星、海辺の砂のように大いに増やす。あなたの子孫は敵の門を勝ち取る。」(新改訳聖書・創世記22章17節)

 神様が私たちにくださる最大の祝福、それは常に神様と共にあること、この恵みを2020年の始まりに覚えましょう。  熊田なみ子