2019年2月28日(木) 申命記2章 何ひとつ不足しない


あなたの神、主は、あなたの手の業をすべて祝福し、この広大な荒れ野の旅路を守り、この40年の間、あなたの神、主はあなたと共におられたので、あなたは何一つ不足しなかった。(申命記2:7)

 私たちの神は、必要を満たす神です。「あなたの神、主はあなたと共におられたので、あなたは何一つ不足しなかった」。主は、あなたの神です。たとえ荒れ野の旅路であっても、主はあなたと共におられます。「死の陰の谷を行くときもわたしは災いを恐れない。あなたがわたしと共にいてくださる」(詩23編4節)。主はたとえ荒れ野の旅路、すなわち試練の時であっても共にいてくださいます。暗黒の谷を行くときにも共にいてくださいます。

 しかし、主は私たちの人生の試練の日や暗黒の時にだけ、共にいてくださるのではありません。「主は、あなたの手の業をすべて祝福し」、「あなたは何一つ不足しなかった」。主は、必要を満たされる神なのです。なぜでしょうか。主は恵みの契約の神であり、その故に私たちの羊飼いでいらっしゃるからです。

 これから、イスラエルはカナンへ入っていきます。そこでもまた多くの試練が目の前に迫ってくるでしょう。そのたびごとに、神の祝福を思い起こすでしょう。

 「主は羊飼い、わたしには何も欠けることがない」(詩23編1節)。私たちは何一つ不足しないのです。