2023年3月30日(木) ルカ16章 私たちの心を知る神


「あなたがたは、神と富とに仕えることはできない。」(ルカ16:13)

 神はその人の心を見ておられると、主イエスは言われています。その人の心の底にある思いを神は見抜いておられるのです。ですから、人がたとえ他人から知られないよう、どんなに巧妙に本心を隠していたとしても、神には知られています。

 人は目に映る表面的なことで評価を下します。どれほどの富や財産を持っているか、どれほどの社会的地位にあるか、どれほどの善行を行っているか、どれほど美しい容姿をしているか、そんなことが人には大切なのです。

 しかし、神はそのようなことを求めてはおられません。神は心からその人が神に信頼することを求めておられるのです。また、神は心からその人が隣人を愛することを求めておられるのです。

 主イエスは、有り余る中から献金した金持ちより、生活費のすべてであるレプトン銅貨2枚をささげた貧しいやもめを評価され、だれよりも多くをささげたと言われました。

 もし私たちが神に忠実に仕えようとするならば、神は必要なものをすべて与えてくださる方です。神は私たちの経済的な必要も助け手も与えてくださいます。

 【祈り】 主よ、心からあなたに信頼し、あなたに仕えます。あなたは、私たちの必要の一切を与えてくださいます。頼るべきは富ではなくあなたです。