2024年1月8日(月) 1コリント2章 わたしにも恵みが恵みが


「目が見もせず、耳が聞きもせず、
人の心に思い浮かびもしなかったことを、
神は御自分を愛する者たちに準備された」
と書いてあるとおりです。(1コリント2:9)

 誰も思いつかなかったこと。私たちの想像を遥かに超える、「世界の始まる前から定めておられた」(7節)よい計画を神はお持ちです。

 私たちは、自分が救われているか、不安になることがあります。しかし、救いの保証が永遠からあるのです。神が計画し実行してくださる。だから私たちは安心してよいのです。

 しかし、神からのこの素晴らしい救いを「この世の支配者たち」は誰も理解できませんでした。中には一流の教育を受けた人もいたはずです。「この世の知恵」は「神の知恵」を理解できない。罪ある心は恵みを嫌うからです。キリストを十字架に付ける罪を犯しながら、彼らは自分のしていることが理解できませんでした。

 「わたしたちは、世の霊ではなく、神からの霊を受けました。それでわたしたちは、神から恵みとして与えられたものを知るようになったのです」(12節)。聖霊が、自分で自分を救えないことを教えます。聖霊が頑なな心を柔らかくし、聖霊が罪で真っ暗な人の心を御言葉で照らします。

 パウロは自分の救いの経験を、「闇から光が輝き出よ」と、神による天地創造の言葉を引用して語ります(2コリ4章6節)。わたしの心に御言葉が光り始める。その人に圧倒的な神の力が働いているのです。

 【祈り】 神よ、聖霊を与えてくださった恵みに感謝します。御言葉に照らされて信仰の道をきょうも歩めますように。