あさのことば 2004年12月7日(火)放送     あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

足立正範(新浦安教会牧師

足立正範(新浦安会牧師)

メッセージ: 「神が目を留められる」


 ご機嫌いかがですか。新浦安教会の牧師、足立です。
 今日は、マリア賛歌の学びの2回目です。ルカによる福音書第1章48節の御言葉をお読みしましょう。

 「身分の低い、この主のはしためにも目を留めてくださったからです。今から後、いつの世の人もわたしを幸いな者と言うでしょう。」

 マリアは、最初に神さまの大きさの中に立ち、心から救い主の神さまを喜び賛美しました。今日は、その賛美の理由を歌っています。

 「わたしはどうして神さまを喜ぶのでしょう。神さまは、身分の低い、主の女奴隷のわたしに目を留めてくださったからです。この後、すべての時代の人々は誰でも、わたしを幸いな者と言うでしょう。」

 イエスさまの時代、ユダヤの女性たちは人間扱いされませんでした。マリアは、価値なき存在でした。
 しかし、神さまは彼女に目を留めてくださいました。顧み、愛してくださったのです。そして、神さまは、天使ガブリエルを彼女に遣わされ、受胎告知をされました。身分の低い、主の女奴隷を、神さまは愛され、救い主の母としてくださいました。
 マリアは、この後、全ての時代の人々はわたしのことを幸せな者と言うでしょうと、神さまをたたえました。人間の幸せは、神さまに目を留めていただく、神さまに愛していただく中にあります。クリスマスに、あなたがマリアのようにあなたを愛してくださる神さまに出会われますように。

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