あさのことば 2005年8月22日(月)放送     あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

高瀬一夫(千城台教会牧師)

高瀬一夫(千城台教会牧師)

メッセージ: 「主の恵みがあなた方にあるように」

 お元気ですか、千城台教会の高瀬一夫です。

 今週は神様が私たちにくださる祝福について学びましょう。

 新約聖書 コリント人への手紙第一 16章23〜24節
 「主イエスの恵みが、あなたがたと共にあるように。 わたしの愛が、キリスト・イエスにおいてあなたがた一同と共にあるように。」

 この聖書のみことばは教会の日曜日の礼拝の最後に、祝祷として用いられている有名なことばです。恵みとは受けることができない罪深い私たちに、神様からの一方的な愛によって与えられる、好意のことです。

 いたずら小僧が散々悪いことして家に帰ります。当然親は近隣の人々からお宅のお子さんこんな悪いことをしたといって、怒鳴り込まれていますから、帰ってきた腕白坊主に「こらー」としかります。でも親の本心は、元気に育ってくれてありがとう、なのです。

 やさしく、愛ある親はどんなにしかっても最後にわが子を抱きしめて「お前が元気でいてくれることが一番だ」とやさしく語ります。このよう育てれられた、いたずら小僧は大人になって多くの人を愛するようになります。許され愛された子供は、愛する大人に成長します。

 神様の恵みは親よりも大きな愛で私たちを愛してくださることです。この一方的な神の愛と恵みが豊かにあることが祝福なのです。どんなに大きな罪を犯しても、神さまは許してくださいます。そして許されたものは隣人を愛するものに変えられます。これが神の祝福です。今日あなたもこの恵みと愛をいただいてください。

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