あさのことば 2007年10月12日(金)放送     あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

千ヶ崎基(草加松原教会牧師)

千ヶ崎基(草加松原教会牧師)

メッセージ: 神様との和解

 いかがお過ごしですか。草加松原教会の千ヶ崎基です。今日も、神様の御言葉に目を向けていきましょう。

 誰かと喧嘩をしたときに思うことは、「早く仲直りしたい」ということです。人間関係に溝が出来ますと、私たちは生きた心地がしません。相手が誰であろうと同じです。

 イエス様が十字架に付けられて息を引き取られたとき、「神殿の垂れ幕が上から下まで真っ二つに裂けた」という、とても不思議な現象が起こりました。
 神殿は、むかし神様を礼拝していた所です。そして、神殿の垂れ幕は、神様と人間との隔たりを表す幕でした。イエス様が十字架の苦しみを受けて死なれた時に、神殿の垂れ幕が上から裂けた。これは神様の側から、私たち罪人の愛の交わりに生きる道を開いて下さったことを意味する出来事でした。

 イエス様の十字架の死は、私たちの罪の身代わりの死であると言われます。私たちが犯した罪に対する神様の怒りを、イエス様が負って下さった。今や、イエス様を信じる人々には天の父なる神様からの怒りは下されず、愛と平和の関係に代えていただけるのです。イエス様という救い主が、罪人である私たちと神様との間に和解をもたらし、平和を実現し、真の愛の交わりを与えて下さったのです。神の御子であるイエス様が、私たちと神様を仲直りさせてくれた救い主なのです。

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