熊田なみ子のほほえみトーク 2007年1月23日(火)放送

熊田 なみ子(スタッフ)

熊田 なみ子(スタッフ)

あなたとわたしの生きてる時間 ありがとうKTWR(4)番組と共に

 今月はKTWR日本語放送(短波)が3月で終わるため、あれこれ思い出をお話ししています。
 以前、「テレビには同じ番組で30年以上続けているという出演者はいない」ということを聞いたことがあります。でもラジオには地味でも30年、40年と番組を支えるベテランがたくさんいますし、受け止める番組と毎日の暮らしを共にしているリスナーの方々もたくさんいます。

 最近の大きな変化は、「(1)自分の一番聴きたい、聴ける時間帯」に、「(2)何度も繰り返し聴いて」、「(3)すぐメールを出し、私からもお返事をメールで出来る」、という状況がうまれてきたということです。
 先日も早朝5時台、まだ子ども達が寝ている時間帯に「小さな朗読会」を聴いて「母と子の聖書第9集」プレゼント申し込みをいただきました。「なるほど、子育てに忙しいママたちもこんなふうに聴けるようになったのだ」と感謝しました。

 これからも高度情報化社会が世界中でますます進み、私たちは、その洪水の波に溺れないように賢く選択して生きていかねばならなくなっています。メイワクメールやネット犯罪の危険も増すことでしょう。子ども達へのメデイア教育は緊急の課題です。
 様々な状況の変化があっても、番組の送り手と聴き手の関係は変わりません。人間らしい温かなお互いのあり方を求め続けているのです。私の人生も番組と共にありますし、あなたもそうでしょうか?「それぞれの人生をそのまま受け止めて番組が続いていくこと」本当に不思議な神様の恵みです。ですから親子2代で聴いてくださるということも起こりますね。
 先日、恩師から「人格教育―個の確立―」について、5,000円札で有名だった新渡戸稲造の言葉を伺いました。「人はどこか動じないところ、譲れぬという断固とした信念がなければならない。人格神との関係性、対話性の中に人格は形成される」という言葉でした。

 2007年「どんな番組をあなたに届けるか」について私自身が成長しなければと思わされます。あなたもメールやお便りでこの番組を育ててくださいね。なみこ

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