熊田なみ子のほほえみトーク 2009年9月29日(火)放送

熊田 なみ子(スタッフ)

熊田 なみ子(スタッフ)

ぱじゃぱじゃ日記(「失ったもの」ノア吉さん)

 「10代のとき文通の経験がある。文章を考え何度も便箋を書き直した。投函してときめきながら手紙を待った。今の郵便物は、ダイレクトメールか公の事務書簡ばかりで手紙が来ることは滅多にない。唯一、年賀状の習慣が残っているがこれも温もりのある賀状も少なくなった。メール、携帯など、通信手段も便利になったが、失ったものも多い。今の著名な作家は、後に文学資料館にあるような乱筆の原稿、経緯の書簡などを残せるだろうか。
「燈下親し妻との書簡読返す」(ノア吉)

 仲間の皆さんからもコメントがたくさんありました。

>たなかくん
文通って素敵ですね。なんだかロマンを感じます。メールのやりとりは速いですけれどなんとなく味気ないですね。失われたものは大きいですね。

>akiさん
私の同世代の女性は、携帯メールしか使えない人、携帯さえダメな人がいて手紙を出すしかない人がまだいます。自分の体調が悪かった時は、「ワープロでごめん」と前置きして手書きを避けていましたが、体調がおちついた今、手書きの手紙で連絡したい人が2人います。ノア吉さんの日記を読んで、今週中に取り掛かりたいと思いました(^^)

>ちゅうそんさん
自筆の手紙。賛成です。ただ字の下手なちゅうそんとしては・・・

>debbieさん
そこが絵手紙の良いところだと思います。字は少なくて済むし、温もりのある文通の形だから。字は下手なほど味わいがあるし。相手から絵手紙が届くと嬉しくて、また描いて送る。楽しくてしょうがないです。

>god bless youさん
文通よくしました。今でも減ってしまいましたが、本当に伝えたいことは手紙を書きます。今待つことがなくなってしまった時代だという方がおられましたが本当にそうです。待っていたら置いて行かれる、待っていたら時間が無駄なんです。でも待っているから相手は自分の力を発揮でき、待っているからその時間を自分で使えるのが介護ですし待っているから成長するのも教育だと思います。

>エディさん
最近でこそ書かなくなりましたが、何気なく小さな言葉が書かれていても嬉しいものですね。待つことって大切ですよね。今の時代は、待つことで得られる忍耐が少なくなったと思います。すぐに結果を求めてしまう時代になってきているような感じがします。待つことで得られる喜びを大切にしたいです。

 このあとも語り合いが続き最後はノア吉さんが「主よ来りませ。究極の希望があるから今があるのです。」と結んでいます。

 ポストに投函して、ときめきながら返事を待つ楽しみ。私もたくさん文通しました。寮生活では交換ノートも良く書きました。日記もたくさん書きました。以前長崎の遠藤周作の記念文学館を訪ねたことがありますが確かに味わい深い原稿などが残っていますね。
 「待つこと」の良さ、今は3分も待てないメル友がいるかもしれませんね。番組では手書きバースディカードもお送りします。
「主を待ち望むことの喜び」(フィリピ3:20)、それが確かな希望の喜びであることをノア吉さんの日記を読みながら思い巡らしています。

 あなたも日記の仲間に加わりませんか?ご希望の方々に招待状をお送りしています。

コントローラ


自動再生されない方はこちらから再生(mp3形式)
  Copyright (C) 2009 RCJ Media Ministry All Rights Reserved.