熊田なみ子のほほえみトーク 2010年1月19日(火)放送

熊田 なみ子(スタッフ)

熊田 なみ子(スタッフ)

婚活時代(2)

 昨年の婚活時代(1)のお話、興味深く聴いてくださりメールでパート2のリクエストを頂きました。今年は、3年ぶりに日本キリスト改革派教会の全国青年会もあります。昨年メールで知らせて下さったリスナーのK君が、結婚のため祈ることの大切さを学んだ修養会。5年後に素敵な結婚式に導かれたというお話です。今回も神様が許してくださるのなら私も参加したいですね。

 私の青春時代は、クリスマスケーキ時代、つまり24歳までに結婚しないと大変なことになる…25歳ではもう遅い!その当時の先輩のIさんは必死でお見合いをくり返しギリギリセーフでご結婚となりました。次々とお見合いを繰り返す先輩の迫力は本当に凄いものでした。今振り返ってみると立派な結婚活動でしたが…結婚情報サービスに頼るというよりも、知人友人親戚などなど、身近な人間関係の中で皆が助けてくれたようです。そして見事にお見合い成功。3人のお子様が誕生し幸せなご家庭を築かれました。

 その後、結婚年齢を大晦日の年越しソバに例えたお話も聞きました。女性は31歳がギリギリセーフ。ところが今は35歳位がちょうど良いのでしょうか?ついこの間ご婚約の素敵なカップルは、36歳と33歳位の方々です。依然と比べれば10年位遅くなっているような気がしていますがあなたの周りは如何ですか?また、40代に入ってもなかなか出会いがないという方々も最近は多いようですね。でもあきらめず祈り続けていらっしゃる方々もあります。最近は、先ほどの先輩のように何とか結婚しなければ、という緊迫感や迫力がないような気もしています。

 理想の結婚相手をどこで見つけることができるのか、相談所や情報サービスも沢山あります。それに加えて親の婚活も盛んです。でもその理想が親や自分の満足を求めるだけならどうでしょう?以前、女性の出産年齢を心配し息子さんのお見合いを断られた母親がありました。高齢出産も今はかなり安心できると思うのですが自分たちの利益にならない結婚はNO!なのです。

 メールを下さったリスナーもこの問題の大切さを思ってくださっていました。適齢期というものが今はないような時代、結婚したいと思った時が自分の一番適齢期、今は結婚にあまり前向きになれない、という若者も増えていますね。結婚はしなくてもよいし、子どもは生まれなくてもよいと思っていたり、また、最近の「生まれた意味を問わない」という「しがみつかない生き方」なんて本当に幸せでしょうか?生まれた意味を問うのが本当の人間らしい姿ですし、だから私たちは悩むのです。自分の本心をごまかしては生きられませんね。人生をなぜ生きるのかを問うことは無駄だ、考えないように生きることが幸せだとしたら、結婚もこの延長上にあるならば空しいですね。また、主体性のない二人が望まない結婚の中の暗闇に落ち込むならば本当に「結婚は人生の墓場」になってしまいます。

 本当の婚活をしたいと思いませんか?結婚の誓約の言葉を心から誓える二人の出会いを祈りながら求めるのです。誓いを神様にするのですから軽々しいものではありません。「死が二人を分かつまで」なのです。心を見ておられる神様の前で誓う言葉は生涯のものですね。この言葉を心に刻みながら、あなたに神様からの恵みと祝福を祈ります。誓約のことばをご紹介しましょう。

 「私は、神の教えに従い、きよい家庭をつくり、夫(妻)としての分を果たし、常に私の妻(夫)を愛し、敬い、慰め、助けて、死が二人を分かつまで、健やかな時も病むときも、順境にも逆境にも、常に真実で愛情に満ち、私も妻(夫)に対して堅く節操を守ることを誓約します。」

 神様を第一に愛し合う二人が結婚する、ここに本当の幸せがあります。   くまだなみこ

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