あさのことば 2012年4月23日(月)放送    あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

立石章三(横浜中央教会牧師)

立石章三(横浜中央教会牧師)

メッセージ: 今日は何の日?

 お元気ですか。横浜中央教会の立石です。
 今日は何の日でしょうか。1949年、日本とアメリカの戦争が終結して4年後、今から63年前の今日、アメリカの日本占領軍GHQが日本の通貨とアメリカの通貨の交換レートを、1ドル360円と決めたのがこの日です。最近のドルレートは1ドル75円から80円の間で推移していますから、何とドルの価値は4分の1以下になったんですね。

 この世のすべてのものは価値が変わります。美しいものは色あせ、長い年月の間に環境も変わり、人は死んでゆきます。この世に、その価値が絶対変わらないものはないんでしょうか。あります。神様の言葉の記録である聖書です。讃美歌の497番は次のように歌っています。「あめなる日月は巻き去られ、土なる物みなくずるとも、常世にわたりてすべたもう、主イエスぞ永遠に変わりなき」。この意味は、「天にある太陽や月が巻物を巻くように取り去られても、地上にある物がすべて崩れ去っても、永遠から永遠におられるイエス・キリストは変わらない」ということです。

 フランスの最も辛らつな批評家と言われた18世紀の文学者ヴォルテールは、聖書をあざ笑って、こう言いました。「百年後には聖書は博物館に飾られ、昔の人はこんなものを読んでいたんだとそう語られる」。しかし、聖書は滅びるどころか、いつでも世界の永遠のベストセラーです。イエス・キリストは言われました。「天地は滅びるが、わたしの言葉は決して滅びない」(マタイ24:35)。

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