あさのことば 2013年6月21日(金)放送    あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

村田寿和(羽生栄光教会牧師)

村田寿和(羽生栄光教会牧師)

メッセージ: 憐れみ深い人々は幸いである

 いかがお過ごしでしょうか。羽生栄光教会の村田寿和です。

 マタイによる福音書の第5章で、イエス様は幸いについて教えられました。イエス様はどのような人々を幸いであると言われるのでしょうか。
 マタイによる福音書第5章7節をお読みします。

 「憐れみ深い人々は、幸いである、その人たちは憐れみを受ける。」

 ここでの「憐れみ」は心の中で同情するだけではなくて、態度によって表される同情のことです。イエス様はルカ福音書の第10章で、善きサマリア人のお話をされました。そのお話の中で、追いはぎに襲われ、服をはぎ取られ、殴りつけられ半殺しにされた人が出てきます。祭司も、レビ人もその人を見ると、道の向こう側を通り過ぎて行きましたが、あるサマリア人はその人を見ると憐れに思い、近寄って傷に油とぶどう酒を注ぎ、包帯をして、自分のろばに乗せ、宿屋に連れて行って介抱しました。

 イエス様が「幸いである」と言われる「憐れみ深い人」とは、このサマリア人のような人のことです。そして、このサマリア人こそ、イエス・キリストであったのです。イエス様は、善きサマリア人として、わたしたち一人ひとりを憐れんでくださいます。イエス様はわたしたちを憐れんで十字架につき、わたしたちを救ってくださいました。イエス様が「幸いである」と言われる「憐れみ深い人々」とはこのイエス様の憐れみに生きる人々のことを言うのです。  イエス様はあなたを憐れんで、あなたを助けるために十字架についてくださったのです。

コントローラ


自動再生されない方はこちらから再生(mp3形式)
Copyright (C) 2013 RCJ Media Ministry All Rights Reserved.