あさのことば 2013年9月3日(火)放送    あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

持田浩次(三郷教会牧師)

持田浩次(三郷教会牧師)

メッセージ: 聞く耳をもつ

 今日もお元気にお過ごしですか。持田浩次です。
 ある時、イエス様は湖の舟の上から岸辺に集まった人々を前に、たとえ話をされました。
 種を蒔く人が種蒔きに出て行きました。最初の種は道端に落ち、鳥が来て食べてしまいました。次の種は、石だらけで土の少ない所に落ち、そこは土が浅いのですぐ芽を出しました。ところが、日が昇ると焼けて、根がないために枯れてしまいました。
 三番目の種は茨の間に落ち、茨が伸びてそれをふさいでしまいました。けれども、最後の種は良い土地に落ち、実を結んで、あるものは三十倍、あるものは六十倍、あるものは百倍にもなったという話です。

 このたとえで、畑や土地は人の心を指しています。イエス様はここで、み言葉を聴く人の態度には、4つの種類があると言われました。「み言葉」である種がまかれるとき、心の態度によって、み言葉はさまざまな結果に至るのです。
 そして、その中で、種が何倍、何十倍にも実を結ぶ、「良い地」のような態度で、み言葉を聴くようにと勧めます。
 道端のような固い心ではなく、岩地のような浅い気持ちでもなく、神様のみ言葉を心を開いて、聞く耳を持つことが大切です。
 み言葉を聴いて、それを受け入れ、従うなら、神様からの祝福を受け三十倍・六十倍・百倍の実を結ぶのです。

 今日の聖書の言葉。
「あなたがたは、朽ちる種からではなく、朽ちない種から、すなわち、神の変わることのない生きた言葉によって新たに生まれたのです。」ペトロの手紙第一 1章23節

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