あさのことば 2014年9月18日(木)放送    あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

千ヶ崎基(東京恩寵教会協力牧師)

千ヶ崎基(東京恩寵教会協力牧師)

メッセージ: 十字架の意味

 いかがお過ごしでしょうか。東京恩寵教会協力牧師の千ヶ崎基です。今日も神様の御言葉に聞きたいと思います。
 イエス様は、弟子たちに、「人の子は、人々の手に引き渡され、殺される。殺されて三日の後に復活する」(マルコ9:31)と言われました。「引き渡される」という言葉は、「裏切られる」と置き換えても良い言葉です。つまり、イエス様は、人々に裏切られ、十字架に殺されると言われたのです。

 イエス様は、その姿を輝かせたり、信じて願い求める者の病を癒して、ご自分が本当の神であることをお示しになりました。しかし、神であるイエス様でも、十字架で死なれるという道は避けられませんでした。それは、「十字架を回避する力が無い」ということではありません。イエス様は、ご自分から十字架で死なれる道を進んで行かれたのです。なぜでしょうか。人々に裏切られ、十字架の上で死ぬことが、わたしたち人間に対するイエス様の愛を最も良く示すからなのです。

 イエス様は、死んだ後三日目に甦りました。それは、イエス様が今も生きておられるということでもあります。イエス様は、生きている本当の神様として、十字架の意味とそこに込められた愛を明らかにしてくださいます。十字架に付けられたイエス様。この十字架の意味が分かるように祈り求めて行くとき、イエス様があなたにとって身近な存在になるはずです。

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