熊田なみ子のほほえみトーク 2014年3月4日(火)放送

熊田 なみ子(スタッフ)

熊田 なみ子(スタッフ)

リジョイス3月号「あのヒトこのヒト」-生活を鮮やかな証として 
ジョイクリゲスト:清水陽子(仙台教会執事)

 ほほえみトークでは、月刊誌「リジョイス」との連動企画を行っています。原稿は番組からの抜粋要約となっており、月刊誌「リジョイス」のコラム欄でもご覧になれます。

【Q】東日本大震災を体験された時はいかがでしたか?

 わたしは歯科医院で受付業務や治療のアシスタントを23年間していますが、あの時は次第に大きくなる揺れの中、外へ飛び出し、患者さんを帰宅させた後、娘や孫たち、知人たちを探し、団地の集会所に避難して一夜を明かしました。語りつくせないほど色々なことが起こりました。

【Q】職場の出会いを通して教会へ導かれた姉妹がいらっしゃるのですね。

 17年位前に患者さんとしてこられた方です。数年後、同じ団地に住むようになり、親しさが増しました。その後、一人暮らしとなられ、日曜日には一緒に教会へ行くようになりました。震災などで休んだ以外はずっと出席され、教会に溶け込まれて、神様を求める思いが強くなられたようです。昨年クリスマス礼拝で洗礼を受けられました。89歳です。長いお付き合いの中で洗礼に導かれることをずっと祈ってきましたので本当に嬉しいです。

【Q】今までの人生を守り支えてくれた御言葉は?

 心に響く御言葉がたくさんありますが、最近わたしの心の支えとなっている御言葉は、「神は、あらゆる苦難に際してわたしたちを慰めてくださるので、わたしたちも神からいただくこの慰めによって、あらゆる苦難の中にある人々を慰めることができます」(2コリント1:4)です。また、ローマ15:13と詩編16:8-11も最近心に響きます。

【Q】清水さんのこれからの信仰生活のヴィジョンのこともぜひお話しください。

 出勤前の朝は、いつも今日出会う一人ひとりにイエス様の愛を示すことができるように、与えられる仕事に誠実であるようにと祈っています。その中で、信仰者であるわたしが、神様の栄光を顕せるようにと願い祈っています。
 わたしが最近最も深く心に残ったC・Hスポルジョンの言葉があります。
 「キリスト者よ、あなたの生活を鮮やかな証とせよ。あなた自身を、川底の石が皆見えるまでに、澄み切った小川のごとくならせよ。ただ表面のみが見える濁った流れにあらず、底までも透き通る流れとなれ。こうして神と人とに対するあなたの愛をすべての人に見させよ。あなたが自ら『わたしは真実だ』と言う必要はない。真実な者となれ。自分の正しさを誇らず正しいものとなれ。」(『夕ごとに』[11月7日]いのちのことば社)
 家族の中で、教会で、職場で、わたしが身を置く全ての場所で、このことを生涯のモットーとして歩んでいきたいと願っています。

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