あさのことば 2017年6月30日(金)放送    あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

尾崎純(光が丘キリスト教会牧師)

尾崎純(光が丘キリスト教会牧師)

メッセージ: 結婚について(2)

 いかがお過ごしでしょうか。東京練馬の光が丘キリスト教会で牧師をしております、尾崎純と申します。

 聖書に記されている最初の結婚式は、アダムとイブの結婚です。その場面を読むと、聖書が夫婦とはどのようなものであるとしているのかが分かります。聖書は、夫婦というのはもともと一つのものであったとしています。アダムからイブが取られた。これは、本来二人は一つであるということです。その二人が向かい合って、一つになるのが結婚なのです。

 二人は、ある時、ある場所で、たまたま出会ったのかもしれません。しかし、その二人は、神の目には二人で一つなのです。だから、神が導いて出会わせてくださり、結婚式が執り行われることになったのです。
 結婚する二人は、お互いに、自分にとって相手がベストのパートナーです。相手は、他の誰かでは絶対に代わりのきかない人なのです。お互いにとってお互いは、自分自身であるのです。

 そう気づけるなら、二人は、理想の夫婦になることができるでしょう。英語では、伴侶のことを「ベター・ハーフ」と言います。「ベター・ハーフ」、「より良い半分」という意味ですね。二人で一つ、逆に言うと、相手も自分もそれだけではそれぞれに半分。だけれども、相手の方が、「ベター」だ、「より良い」。そのように、向かい合って、互いに尊び合う夫婦になるように、神様は私たちを励ましてくださっています。

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