あさのことば 2022年9月 1日(木)放送

川杉安美(草加松原教会牧師)

川杉安美(草加松原教会牧師)

メッセージ: 声をかけられる



 ごきげんいかがでしょうか。草加松原教会の川杉安美です。
 イエス様が、地上で活動していた時のことです。税金を徴収する仕事をしていた「ザアカイ」という人がいました。当時、税金を徴収する人は、水増し請求をして、その差額で私服を肥やすのが、普通に行われていたようです。それで、人々からは、罪深いものだと疎んじられていました。

 そんなザアカイの住む町に、イエス様が通りかかります。ザアカイも興味を持ったようで、どんな人か見ようとします。しかし、背が低くて、群衆に遮られて、見ることができませんでした。それで、大の大人が木に登ります。

 ちょうど、木の下を通りかかったイエス様は、ザアカイに声をかけ、その日はザアカイの家に泊まる、と言いました。ザアカイは喜び、感激します。そうして、財産の半分は貧しい人に施し、何かだまし取っていたら、それは4倍にして返す、とまで言いました。(ルカ19:1-10参照)

 人からは罪人だと疎んじられていたのに、イエス様に声をかけてもらった喜び、感激、それが、ザアカイを新しい人間に変えたのでした。イエス様が自分のことに関心を持ってくださり、声をかけてくださる。そのことに感激し、喜び、それで、今度は自分も、イエス様に喜ばれるようなことをしていこう、ということです。

 ザアカイは、イエス様がどんな人か見てみようという、ちょっとした関心から始まりました。あなたが、キリスト教に、何かちょっとした関心を持ったことで、新しいことが始まるのです。その関心を持ったあなたに、いつか、イエス様が声をかけてくださるでしょう。それは、聖書の言葉か、あるいは誰かの言葉か、何かを通してです。それに気づいて、喜びへと導かれることを祈ります。

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