あさのことば 2022年12月 5日(月)放送    あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

浅野正紀(江古田教会牧師)

浅野正紀(江古田教会牧師)

メッセージ: イエス誕生の恵み〜罪のゆるし〜



 いかがお過ごしでいらっしゃいますか。今週一週間番組を担当いたします、東京都中野区にあります江古田教会の浅野正紀です。
 今月は、イエスの誕生をお祝いするクリスマスがやってきます。イエスの誕生は、私たちにとって大きな恵みです。今週は、イエス誕生の恵みについて、聖書の言葉に共に聞きましょう。

 ヨハネによる福音書3章16節です。「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。」

 「神がその独り子を与える」とは、「神の独り子」であるイエスが十字架にかけられることを意味しています。イエスは、まさに十字架にかけられるために、この世に生まれてくださいました。イエスの十字架は、神が人間の罪をゆるすために必要なものでした。

 人間は、罪に堕落し、神から離れて生きるようになっています。人間が神から離れて、自己中心的な罪の中で生きていくことで、世に混乱と悲惨がもたらされました。人間は、罪に留まったままであるならば、いずれは、その罪のゆえに滅んでしまいます。

 ですから、人間は、神に自分の罪をゆるしてもらう必要があります。しかし、罪ある私たちは、自らの力で神の前に立って、罪をゆるしてもらうことはできません。ですから、「神の独り子」であるイエスがこの世に生まれ、私たちに代わって、神の前で罪の償いをしてくださいました。ここに、神の大きな恵みがあらわれています。

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