Rejoice 連携 カルヴィニズムる人たち #12 2019年12月1日放送

長谷部愛美(仙台教会会員)

長谷部愛美(仙台教会会員)




 左/漫画制作風景     右/受験生の頃から続けているクロッキーノート
漫画制作風景   受験生の頃から続けているクロッキーノート


 2020年1月からのリジョイスには、「こひつじラムリィとその仲間たち」が登場します
こひつじラムリィと仲間たち




Q どのような活動をしておられるのですか

A 漫画とイラストを描いています。漫画はペンネームで商業誌、本名でキリスト教系の本に書かせていただいています。油絵も描いていて、挿絵やカフェ個展などを通して発表しています。


Q いつから、どんなきっかけで始めたのですか

A 小さい頃から絵を描くことが大好きでした。高校生になり、油絵をやりたくて国内の美大を目指して浪人しましたが、門戸が狭く、外国で勉強することを視野に入れた時、日本のコンクールには全部チャレンジして行こうと決めました。そのチャレンジの中に、講談社の漫画新人賞がありました。
 漫画に関しては本当に初心者でした。ただ幸いにも作品を気に入ってくださる編集者さんとの出会いが与えられて、デビューまで訓練していただきました。


Q どのような聖書の御言葉に励まされていますか

A 聖書のいろいろな箇所から励まされています。箴言は丸ごと大好きです。落ち込んだときには、詩編103編2節を読んで、いろんなことを振り返ります。あとは、コリントの信徒への手紙一の13章は、作品を描くときに、あらゆる面から、ヒントと後押しをもらっています。


Q 心がけておられること、めざしておられることは何ですか

A 漫画や絵を描く時は、ものごとをなるべく遠くから見つめるようにしています。はじまりはとても主観的な事柄から入っても、それを否定する目とそれを取り巻く大きな目を意識します。その構図の中に、人間以外のまなざしを発見できたときに、クリスチャンとして作品を作る意味を感じます。


Q 「こひつじラムリィ」シリーズについて教えてください。

A 以前リジョイスに連載させていただいていた「ラムリィの旅」という漫画があります。この漫画は、その後、いのちのことば社の『らみい』誌で「ラムリィの冒険」(第一部)「ラムリィたちの冒険」(第二部)と続いてきました。第一部は聖書の十戒をテーマに、第二部は社会と伝道をテーマに描いています。
 来年からはリジョイスに再びラムリィがお邪魔しますが、ここではラムリィの仲間たちが主人公、本編のサイドストーリーになります。「いのちのパン」のみことばから引用して、ラムリィたちがそのみことばと一緒に歩んでいきます。
 私自身も闘いですが、今学んでいるカルヴァンの『キリスト教綱要』からとても豊かな世界を見せてもらっているので、祈りながら向き合いたいと思います。読んでくださる方が、この漫画の世界を通して何かを共有してくれたら、とても嬉しいです。


一覧へ戻る

Copyright (C) 2019 RCJ Media Ministry All Rights Reserved.