月刊誌リジョイス 聖書日課 2009年5月9日(土)

1コリント15章 体の復活の時

最後のラッパが鳴るとともに、たちまち、一瞬のうちにです。ラッパが鳴ると、死者は復活して朽ちない者とされ、わたしたちは変えられます。(1コリント15:52)

 ここには、私たちが世の終わりの時に神からいただく救いが、鮮やかに描かれています。高らかに鳴り響くラッパの音と共にキリストは天より下り、死者は復活します。

 主の再臨の日には、まずキリストにあって死んだ者たちが復活させられて、復活の主の栄光ある体と同じ形(フィリ3章21節)に変えられます。キリストを信じて死んだ者の体は、キリストに結び付けられたまま墓の中に休んでいましたが、この時に復活の体に変えられます。

 パウロは「この世を去って、キリストと共にいたいと熱望している」(フィリ1章23節)と語りました。なぜなら、彼は、死によってキリストから離されることなく、かえって、キリストに近づくことを知っていたからです。

 生きている私たちがこの主の日を迎えることになれば、私たちは肉体の死を経験せずに「変えられ」、復活の主の体と同じ形に変えられます。これまでの罪の人生が、一瞬のうちに、かくも豊かな完成にあずかります。これが、私たちの生きる希望であり、救いです。死の床にあっても、変えられる喜びに歓喜しましょう。

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