月刊誌リジョイス 聖書日課 2009年5月14日(木)

1コリント16章 雄々しく強く生きなさい

目を覚ましていなさい。信仰に基づいてしっかり立ちなさい。雄々しく強く生きなさい。(1コリント16:13)

 「雄々しく強く生きなさい。」この勧めはひとつの文章のように見えますが、「雄々しくあれ。強くあれ」という二つの言葉です。私たちを落胆させ、意気消沈させるようなさまざまな困難に囲まれ、私たちは生きています。いろんな出来事が日常生活に起こってきます。そのような私たちに、主は勇気と強さをもって生きるように、と励ましておられます。

 パウロは、詩編31編を念頭においてこの勧めを書きました。24節に「主の慈しみに生きる人はすべて、主を愛せよ」とあり、25節を「雄々しくあれ、心を強くせよ、主を待ち望む者はすべて」と結びます。この二つの節は、「主をたたえよ」(22節)を受けて語られています。生きる勇気と強さは、主をたたえる者に与えられます。

 私たちが生きているのは、主の慈しみがあるからです。ですから、主を愛しましょう。主に愛され主を愛する愛が、私たちに尽きない勇気と強さを与えます。そして、主に信頼し、主を待ち望みましょう。主の救いを待ち望む信仰が、困難に雄々しく立ち向かわせる原動力です。

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