月刊誌リジョイス 聖書日課 2009年9月12日(土)

エフェソ4章 体は一つ、霊は一つ

主は一人、信仰は一つ、洗礼は一つ、すべてのものの父である神は唯一であって、すべてのものの上にあり、すべてのものを通して働き、すべてのものの内におられます。(エフェソ4:5-6)

 御言葉の役者が担う目的は、「聖なる者たちは奉仕の業に適した者とされ、キリストの体を造り上げてゆき…成熟した人間になり、キリストの満ちあふれる豊かさになるまで成長する」(12、13節)ことです。

 この「成熟した人間」とは、キリスト者一人ひとりのことではなく、キリストの体である教会を指しています。教会がキリストの満ちあふれる豊かさにまで成長するために、御言葉の役者が与えられています。

 では、教会の成熟とは何でしょうか。「未熟な者ではなくなり、人々を誤りに導こうとする悪賢い人間の、風のように変わりやすい教えに、もてあそばれたり、引き回されたりすることなく」(14節)とあります。間違いを正せるように、教会は教理的な一致を保つことが必要です。

 しかし、これは「未熟でない」だけであり、成熟さの説明にはなっていません。成熟は、「あらゆる面で」キリストに向かう成長で(15節)、「キリストの満ちあふれる豊かさ」にあずかることです。教会の成熟のためには、御言葉の役者が成長しなければなりません。祈りましょう。

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