月刊誌リジョイス 聖書日課 2009年9月22日(火)

士師2章 主の道を歩め

その世代が皆絶えて、先祖のもとに集められると、その後に、主を知らず、主がイスラエルに行われた御業も知らない別の世代が興った。(士師2:10)

 信仰に生きた長老たちが存命中はイスラエルの民も主に仕えました。しかし、後の世代はそうではありませんでした。士師記の時代になると、「主を知らず、主がイスラエルに行われた御業も知らない別の世代」(10節)が興ってきました。「イスラエルの人々は主の目に悪とされることを行い、バアルに仕えるもの」(11節)となってしまったのです。何と悲しいことでしょうか!

 彼らは主を捨て、他の神々にひれ伏しました。このことは当然、主の怒りを買うものです。しかし、憐れみ深い主は、そこに士師たちを立てられました。士師たちによって敵から救い出してくださいました。にもかかわらず、彼らは主に立ち帰らず、主を怒らせてしまいました。主の憐れみをいただきながら捨ててしまうことほど、罪深いことはありません。

 神の憐れみと民の背信。この繰り返しが士師記です。また、神の憐れみは尽きることがないことを、士師記から学びます。私たちは、士師記を読んで悔い改め、主の恵みに感謝し、憐れみ深い主に立ち帰り、絶えず主の道を歩みましょう。

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