月刊誌リジョイス 聖書日課 2009年11月1日(日)

詩編35編 やがてあなたを賛美できますように

主よ、いつまで見ておられるのですか。
彼らの謀る破滅から
わたしの魂を取り返してください。
多くの若い獅子から
わたしの身を救ってください。(詩編35:17)

 クリスチャンとして、どんなに熱心に歩んでいても、誰しもが苦しみを経験しています。突発的な事故に遭遇するなど、誰をも責めることのできないような場合もあれば、明らかに悪意のある人の言動によって、心がズタズタに引き裂かれてしまうこともあります。

 詩編作者は、私たちなら苦しみの中で祈る言葉さえ失っているときにも、主に訴え、主に叫び続けています。「主よ、いつまで見ておられるのですか。」「沈黙なさらないでください。」「わたしの主よ、遠く離れないでください。」私たちの苦しみを御覧になっているはずの主に取りすがり、助けを求める言葉を与えられることは、クリスチャンの幸いです。

 この詩人は、確信しています。今しばらく、苦しみの中にあったとしても、主は必ず救い出してくださり、主の民と共に主に感謝の賛美をささげるようになることを。私たちも、この詩人の祈りに心を合わせ、苦しみの中に置かれているときにこそ、やがて救い出されることを信じ、「絶えることなくあなたを賛美しますように」と祈りましょう。

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