月刊誌リジョイス 聖書日課 2009年11月7日(土)

1テモテ1章 救いの恵みへの感謝

「キリスト・イエスは、罪人を救うために世に来られた」という言葉は真実であり、そのまま受け入れるに値します。わたしは、その罪人の中で最たる者です。(1テモテ1:15)

 テモテへの手紙は、パウロの晩年に書かれた手紙です。1章12節以降には、「神の憐れみに対する感謝」が書かれています。パウロは、13節で「わたしは神を冒涜する者、迫害する者、暴力を振るう者でした」と告白しています。しかし、そのような自分が憐れみを受けたのは、「キリスト・イエスがまずそのわたしに限りない忍耐をお示しになり、わたしがこの方を信じて永遠の命を得ようとしている人々の手本となるためでした」(16節)と証ししています。

 「キリスト・イエスは、罪人を救うために世に来られた」という御言葉は、パウロだけに語られた言葉ではなく、私たち、そしてすべての人びとに語りかけられている言葉です。また、「わたしは、その罪人の中で最たる者です」という自覚がすべての信仰者に求められています。

 主イエス・キリストを信じる私たちは、自分の罪を認めて、罪赦された者として、主の恵みを多くの人びとに知らせる使命を帯びています。この罪深いわたしでさえ救われたのです。あなたも必ず救われます、と伝道しましょう。

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