月刊誌リジョイス 聖書日課 2009年11月16日(月)

ホセア4章 知識は私たちを変えていく

わが民は知ることを拒んだので
沈黙させられる。
お前が知識を退けたので
わたしもお前を退けて
もはや、わたしの祭司とはしない。
お前が神の律法を忘れたので
わたしもお前の子らを忘れる。(ホセア4:6)

 神は、イスラエルの民が「知識を退けた」ことを告発なさいます。ここでの「知識」は、言うまでもなく神を知ること、神の「律法」を知ることです。

 ホセア書4章は、主を知る知識が、祭司と預言者によって破壊され、歪められていることを語る重大な箇所です。祭司も預言者も、本来、イスラエルの中でイスラエルのために、神の言葉を学び、その悟りと知恵によってイスラエルを教育する務めを帯びています。その祭司と預言者が、神の言葉を忘れ、神を知ることを拒んでいるのです。ここで問われていることが、現在の教会における牧師・伝道者の責任であることは明らかです。神を知る知識を、伝道者自身が遠ざけていないか、深く悔い改めることが求められています。

 往々にして口先だけでその知識を振り回し、生活の中で実際にその知識を実らせることが乏しい私たちです。けれども神を知る知識は、実際に私たちの生活を造り変える力を持っています。神の御言葉によって、私たち自身が変えられてゆくことを祈りつつ歩みましょう。

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