月刊誌リジョイス 聖書日課 2009年11月21日(土)

2テモテ1章 力と愛と思慮分別の霊

神は、おくびょうの霊ではなく、力と愛と思慮分別の霊をわたしたちにくださったのです。だから、わたしたちの主を証しすることも、わたしが主の囚人であることも恥じてはなりません。(2テモテ1:7-8)

 テモテへの第二の手紙はパウロの殉教の少し前、エフェソで苦闘していたテモテに、最後の激励を与えるために書かれた手紙です。

 第一の手紙5章23節「これからは水ばかり飲まないで、胃のために、また、たびたび起こる病気のために、ぶどう酒を少し用いなさい。」第二の手紙の1章7節「神は、おくびょうの霊ではなく、力と愛と思慮分別の霊をわたしたちにくださったのです。」これらの御言葉から、テモテが病弱で、臆病になることもあったのではないかと思います。

 この章を読んで気づくことは、パウロのテモテに対する愛情のこまやかさと深さです。「わたしは、昼も夜も祈りの中で絶えずあなたを思い起こし…神に、感謝しています」(3節)。これは、父親のような愛情、また信仰者相互の愛の交わりがあってこその祈りです。

 私たちもパウロに倣って友人知人家族のために祈りましょう。私たちも「力と愛と思慮分別の霊」を受けているのです。いつも信仰の原点に返り、自分が祈られていることを覚えて、元気を取り戻しましょう。

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