月刊誌リジョイス 聖書日課 2010年3月19日(金)

黙示録19章 大戦士キリスト

その目は燃え盛る炎のようで、頭には多くの王冠があった。この方には、自分のほかはだれも知らない名が記されていた。また、血に染まった衣を身にまとっており、その名は「神の言葉」と呼ばれた。(黙示録19:12-13)

 19章は、世の終わりにおけるキリストの勝利を語ります。

 黙示録が書かれた頃、教会を迫害する国家の力は圧倒的でした。しかし、ヨハネは、白馬の騎手(11節)、燃え盛る炎の目、多くの王冠(12節)など、キリストの力強さを目に見えるように描き出しました。たとえ世界中が力を合わせて反逆しても、キリストはそれにまさるお方です。この日本で私たちは圧倒的少数者ですが、このキリストのお姿を忘れず、信仰の戦いを戦いたいものです。

 キリストは「神の言葉」(13節)です。十字架において、神の愛の御心を示す「神の言葉」であると共に、神の審判の御心もあらわす「神の言葉」です。

 また、この方には「だれも知らない名が記されて」(12節)いました。当時、霊的世界では名を知られることは敗北と考えられましたので、知られていない名を持つお方は、無敵です。また、人が知り尽くすことができない神秘なお方でもあります。私たちは、裁きの恐るべき光景(17〜18節)にたじろぎますが、主は計り知れないお方です。この方にすべてを委ね、御心に服しましょう。

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